多重層的ドキュメンタリー映画『#まなざしのかたち』が大阪のシアターセブンで上映されます
「東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA 2022」にて多重層的ドキュメンタリー映画『#まなざしのかたち』(2021年/124分)を上映していただきます!
日時:2022年3月5日(土)14:10~
会場:シアターセブン
https://tdff-neoneo.com/osaka/access/
『#まなざしのかたち』紹介ページ
https://livingmontage.com/manazashi/
『#まなざしのかたち』は、農学者の田中樹先生と文化人類学者の清水貴夫さんを中心に研究者のフィールド調査の活動を多様な視点から映像で記録することからはじまり、様々な研究者の調査地を渡り歩きながら感じたこと/考えたことなどを、映像の時間に織り込んでいった映画になります。主だったストーリーはなく、断片的な映像の連なりに、映像について語る声が登場する。「多重層的」と形容しているのは、普通のドキュメンタリーとはちょっと違うんだよ、ということを伝えたかったためです。
ただ、振り返ると、映画監督の佐藤真は、「ドキュメンタリーとは、現実を知り、その記録映像を徹底して見つめることによって、映画作家自らの世界観が問い直されることで生まれる「世界の新しい見方」である。」と残しています。その意味では、『#まなざしのかたち』は、澤崎という映画作家の世界観が問い直されていくプロセスを記録した映像であり、間違いなく「ドキュメンタリー」なんだと思います。
『#まなざしのかたち』は、完成した「作品」として紹介していくだけでなく、この映画からまた新たなコミュニケーションが立ち現れる「場所」が生まれていくような作品にしていきたいと考えてます。
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『#まなざしのかたち』は、東京ドキュメンタリー映画祭「長編コンペティション部門」に選出!
https://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-2145/
「アフリカ諸国やアジアを舞台に、文化人類学者の清水貴夫と農学者の田中樹のフィールドワークから始まるロードムービー。学者としてのまなざしはいつしか撮影者や東京でモニターを見つめる編集者の目線と多重層的に交わり、世界の複合性を織り成す。雄大な自然のロングショットや現地の何気ない生活風景が心地よく流れる。」(東京ドキュメンタリー映画祭の紹介文より)
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皆さまお誘い合わせの上、映像作品をご覧いただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!